統合失調症 陰性症状 期間

統合失調症の陰性症状が続く期間はどれくらい?

 日本人のおよそ100人に1人は統合失調症になると言われています。

 

 日本の人口から考えると、100万人程の方が統合失調症になっているほど多くの人がこの病気で悩んでいることになります。

 

 また、同居の家族にも大きな負担がかかることもあり、相当数の人が何らかの形で統合失調症に関係しているとも言えます。

 

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 統合失調症には、大きく分けて陽性症状と陰性症状とがあります。

 

 陽性症状の特徴的な症状は、幻覚と妄想です。
 実際にはないものが見えたり、聞こえたりするのが幻覚です。
 妄想では、自分が周りから攻撃されているような訴えが多く聞かれます。

 

 一方、陰性症状では、周りの組織や社会などと上手に付き合っていくことができず孤立したようになってしまいます。

 

 このため、引きこもりのように家に閉じこもってしまうようになることもあります。
 本人も病気であるという認識もなかなか持てない場合も出てきます。

 

 また、陰性症状では、生活そのものへの関心も薄れてきて何に対しても興味や関心が持てないといった状態になることも珍しくありません。

 

 この症状は、一見、うつ病と似ているのですが、うつ病の場合では、何とかしようと思っているけどできないという状態です。

 

 統合失調症の陰性症状では、そのような自発的な思いも起こらず全くの興味・関心が消えてしまいます。

 

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 統合失調症では、その治療として抗精神薬を処方されることが多くなります。
 陽性症状の人に対しては、この抗精神薬が比較的効果を現しやすくなっています。

 

 一方、陰性症状の人ではさほどの効果は出ないことが多く見られており、その治療の難しさを物語っています。
 このようなことから、陰性症状では、薬物療法以外の治療も併せて試みられるようになってきました。

 

 それには、精神療法やリハビリテーションといった「心理社会的療法」があります。
 これらの治療法を薬と並行しながら、陰性症状を改善していこうとするものです。

 

 ただ、その治療期間はどうしても長くなってしまいます。
 陽性症状では、数週間程度で効果が現れることもあります。
 しかし、陰性症状では、数ヶ月から1年、2年といった長期間になることも珍しくありません。

 

 陰性症状では、地道に長い目で見た治療が必要になってきます。

 

 次はこちらの記事です。
 統合失調症では脳が萎縮してしまう?

 

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