統合失調症 認知症 違い

統合失調症と認知症との違いについて

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 統合失調症と認知症は、どちらも異常な行動を取るというイメージがありますが、どのような違いがあるのでしょうか。
 ここでは、両者の違いについてお話ししていきます。

 

 統合失調症は、主に20〜30代の比較的若い世代に発症することの多い病気で、その発症率は100人に1人程度と言われています。
 この病気の特徴的な症状には、陽性症状、陰性症状、認知機能障害の3つが挙げられます。

 

 陽性症状では、実際にはないものがあると思ってしまう幻覚や幻聴、妄想などがみられるようになります。
 妄想では、攻撃されたり、批判されているとかいった被害妄想的なものが多くなります。

 

 陰性症状では、本来は持っていたものが失われていくようになります。
 興味や意欲が低下してしまい、何もする気がなくなってしまうといったことが多くなります。
 一日中、家にいるなどの引きこもりがちなどもこの陰性症状の一つと考えられています。

 

 認知機能障害は、生活していくために判断や情報処理がスムーズに行なえなくなってしまうといったことです。
 これによって生活リズムが乱れ、食事もまともなものを摂れず、肉体的にも病気がちになってしまいます。

 

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 統合失調症の原因については、ハッキリとしたことは分かっていません。
 ただ、脳内の神経伝達物質の異常によることが大きく関係していると考えられています。

 

 一方、認知症では、いろいろな要因で脳細胞が死滅したり、機能不全に陥ることで障害が出て、日常生活にも支障をきたすようになります。
 特に、高齢者になると発症する確率が多くなります。

 

 認知症の主な症状は、中核症状と周辺症状に分けられます。
 中核症状は、脳細胞の死滅によって機能が失われるために起こる症状です。
 物忘れが酷くなったりする記憶障害や時間や場所がわからなくなる見当識障害などがあります。

 

 周辺症状は、行動・心理症状とも呼ばれています。
 中核症状によって日常生活に支障をきたしますが、それに加えて本人が元来持っている性格や環境が合わさって引き起こされる症状です。
 人それぞれに症状が違ってくることがほとんどで、全く同じ症状を現す人はいないとも考えられています。

 

 このような違いがありますが、原因から考えると統合失調症では精神的な要因、認知症は脳の機能的な喪失といった違いがあると考えられます。

 

 尚、認知症についての詳しいことは、こちらも参考にして下さい。
 認知症の種類と症状、原因について

 

 次の記事はこちらです。
 統合失調症では知能が低下する?

 

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