統合失調症 発達障害 違い

統合失調症と発達障害の違いは?

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 統合失調症と発達障害は、傍から見たらどちらも同じように感じてしまうこともあるかもしれません。
 しかしながら、この両者は根本的に違います。
 その違いについて、お話ししていきましょう。

 

 まず、統合失調症は、後天的な病気と捉えられるものです。
 主に、思春期から青年期に発症しやすと考えられている病気です。 

 

 その詳しい原因については、ハッキリとしたことは分かっていませんが、脳内の情報伝達物質に異常が起こると考えられています。
 このため、統合失調症では、その情報伝達物質を正常化するような薬物を使った治療をすることがあります。
 抗精神病薬などの薬がよく使われるようになります。

 

 ただ、薬の効果が現れやすいのは、幻覚や妄想などの症状が主体となった陽性症状とされています。
 物事などへの意欲や興味が低下してしまう陰性症状や認知機能障害では、薬だけでは改善効果が低く、リハビリや作業療法などを併用して治療することも多くなってきています。

 

 しかしながら、その治療期間は数年から長いと10年以上といった長期になってしまうこともあります。

 

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 一方、発達障害は、その名称の通り、先天的な障害の一つです。
 生まれながらにして脳に機能的な障害があり、それによって健常者とは違った行動や思考をするようになるものです。

 

 発達障害には、自閉症やアスペルガー症候群なども含まれます。
 このような障害は病気とは違って、治療するということができません。

 

 その障害を持った人、1人1人に合わせた療育が必要となってきます。
 発達障害の人が社会生活に支障がないように、周りの人達がその環境を整えていくという姿勢が求められるのです。
 この場合の障害は、一つの個性と考えるとよいでしょう。

 

 間違っても治療をして健常者と同じようになることを考えてはいけないのです。
 発達障害に関しては、治療という概念は存在しません。 

 

 発達障害の人は生涯、その障害を抱えた状態で生活するようになります。 
 そのためには、本人だけの力では極めて難しい面が多くなり、社会全体でサポートする体制が大事になってきます。

 

 次の記事はこちらです。
 統合失調症に運動療法は効果あるのか?

 

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